泌尿器科

診療日程

午前間島天野間島間島
午後手術
検査
手術
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スタッフ紹介

医師

天野・間島・林

医師紹介

天野 慎二(男性):部長

卒業年平成9年
専門領域泌尿器科一般、透析療法
専門医日本泌尿器科学会専門医
日本泌尿器科学会指導医
日本透析医学会専門医
日本透析医学会指導医
日本医師会認定産業医
日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会代議員

間島 大博(男性):部長

卒業年平成15年
専門領域泌尿器科一般、透析療法
専門医日本泌尿器科学会専門医
日本泌尿器科学会指導医

林 泰樹(男性):医長

卒業年平成24年
専門領域泌尿器科一般
専門医日本泌尿器科学会専門医

診療内容

診療内容の特色

泌尿器科は、3名の医師で診察を行っています。外来は、月曜日~金曜日の午前中です。主な診療内容は、1)尿路結石症、2)尿路性器癌、3)尿失禁、4)腎不全治療などです。
手術が必要な患者さまには、必要な検査は外来で施行し、手術の目的・内容などを十分に説明し、患者さまとご家族が病気・病状を理解・納得して、安心して手術が受けられるように努めています。患者さまが希望すれば必要な資料のコピーをお渡しします。

泌尿器科特有の疾患について

尿路結石症

尿が腎臓で作られ、尿管・膀胱・尿道へ流れていく過程で結石ができる病気です。激しい腹痛・血尿などの症状がでます。当科では、昭和63年四国で3番目に体外衝撃波砕石装置を導入し、この病気の治療を行っています。現在までに約3,000名の治療実績があります。

体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)
尿路結石症治療について
このたび、独・ドルニエメドテックシステムズ社製の体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)とホルミウムヤグレーザー装置を更新しました

尿路結石症の治療方針決定は結石の大きさ、結石の部位などの因子により、結石消失率が高い治療が選択されます。

体外衝撃波破砕術

腎臓や尿管の結石に対して、痛み止めを使用しながら体外から衝撃波を当て、結石のみを粉々に破砕します。
破砕された結石は、尿と共に体外に排出されます。
麻酔が不要で、術後の痛みがほとんどなく体に傷跡が残らない信頼性の高い安全な治療方法です。

軽尿道的尿路結石除去術(TUL)

腎臓や尿管の結石に対して、全身麻酔をした後に内視鏡(硬性又は軟性尿管鏡)を尿道から挿入し、レーザーを使って結石を直接観察しながら結石を破砕し、破砕された結石を体外に摘出する治療方法です。

尿路結石症は、泌尿器科診療のなかでも最も頻度の高い疾患の一つで、再発率も非常に高く、治療後3年間で30%、5年間で45%の再発がみられる疾患です。
また、急激な疼痛、血尿、発熱、悪心、嘔吐を伴う救急疾患としても頻度が高く、若年者から高齢者まで幅広く罹患する可能性があります。

本装置による尿路結石破砕術をご希望の方は、当院泌尿器科外来へお問い合わせ・お申し込みください。
(費用は健康保険が適用されます。お気軽にご相談ください)

前立腺肥大症

高齢の男性に特有の病気で、尿が出にくい・夜中に何回もトイレに行くなどの症状があります。病気の程度に応じて、薬による治療や内視鏡を用いた手術を行っています

尿失禁(腹圧性)

中高年の女性に多くみられる病気で、セキやくしゃみをした時、お腹に力を入れた時などに、尿がもれる状態です。軽症の方が多く、殆どの方は薬で改善します。あきらめずに一度泌尿器科にご相談ください。
重症の方は、手術が必要です。平成14年から新しい手術法(TVT療法)を行っています。

尿路性器癌

腎臓癌最近は自覚症状がなくエコー検査・CT検査などで偶然に発見される場合が多くなっています。
腎盂癌血尿・腹痛・発熱などの症状があります。
膀胱癌血尿、排尿時の痛み等を来たします。
前立腺癌男性の中高年に多い癌です。最近は、簡単な血液検査(PSA測定)で異常が見つかる例が増えています。50歳を超えた方は、年に1度は検査を受けるようお勧めします。平成11年から始まった高松市の前立腺がん検診で、毎年、多くの患者さんが発見されています。当科は、前立腺がんの2次検診の受け入れ施設です。

前立腺疾患について

前立腺とは?

前立腺は男性にのみみられる臓器で、膀胱の出口に尿道を取り囲むようにして存在します。その働きは、精液成分を分泌します。前立腺は尿道に近い部分にある内腺とその周囲にある外腺で構成されます。30歳代後半になると内腺部分に結節がができ始めます。この肥大は年齢とともに大きくなります。すなわち、高齢の男性の大部分に前立腺の肥大がおきています。

前立腺肥大症とは?

前立腺肥大症は尿の出方や勢いが悪くなる、高齢の男性に特有の病気です。老人になれば誰でも前立腺は肥大します。それ自体は病気とはいえませんが、肥大が進行して膀胱の出口が狭くなると、尿の流れに支障をきたし色々な問題が出てきます。

前立腺肥大症の治療は?

前立腺肥大症は主として生活の質(QOL)に影響を与える病気ですので、社会的要因などの病態以外の要因も考慮して、相談の上治療法を決定しています。基本的には薬物治療になりますが、重症の場合温熱治療や内視鏡的な切除術を施行しています。

前立腺癌の検査は?

採血検査を行い、前立腺癌のマーカーであるPSA(前立腺特異抗原)を測定しています。前立腺エコー検査を行い、前立腺サイズ、内部エコー像の評価を行っています。PSA値とエコー所見の両者を併せて評価しています。

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