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回復期リハビリテーション病棟とは… | |
急性期治療を終えて症状が安定した患者様に対して、医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・社会福祉士がチームを組み、専門性を活かしながら寝たきり防止・日常生活動作能力の向上・家庭復帰を目標に一人ひとりに合わせて計画的な支援を行います。 退院後は、よりよい患者様らしい生活が送れるようにリハビリテーション室だけでなく、病室でも出来ることは自分で行い、見守りが必要な場合や行えない動作については、最適な援助を行い、病棟全体で支援していきます。 |
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退院までの流れ |
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設備紹介 |
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リハビリテーション室 | |
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ADL室 | |
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洗濯室 | |
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浴室 | |
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車椅子用トイレ(右健側用) | |
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車椅子用トイレ(左健側用) | |
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言語療法室 | |
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病室 | |
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所属長(専任医)を中心に、理学療法士13名、作業療法士6名、言語聴覚士3名、受付1名の計23名で日々患者様と共に個々の治療目標に向かって取り組んでいます。 | |
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![]() ○脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅰ) ○運動器リハビリテーション(Ⅰ) ○廃用症候群リハビリテーション(Ⅰ) ○心大血管疾患リハビリテーション(Ⅰ) ○呼吸リハビリテーション(Ⅰ) |
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![]() 理学療法士 13名 作業療法士 6名 言語聴覚士 3名 |
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・各療法士をタップすると、療法部門の紹介ページをご覧になれます。 | |
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個々全ての患者様に全担当制を配し、早期よりリハビリテーションを実施しています。 また、リハビリテーションの目標を決める上では、各情報(患者様のご要望・主治医治療方針・看護方針・患者様の入院前における状況など)の共有を行い、医師・看護師・医療ソーシャルワーカーなどと疾患毎にカンファレンス、リハビリテーション総合回診を実施しています。 |
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≪脳外科リハビリカンファレンス≫ | |
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≪人工関節リハビリカンファレンス≫ | |
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当科では新人教育を充実させ、職員の院内研修、院外研修も積極的にサポートしています。 |
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地域の方々に対して疾病や運動についてお話しさせて頂く取り組みを行っています。 |
理学療法室 | |
理学療法(Physical Therapyの頭文字をとってPTです) | |
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股関節や膝関節の人工関節置換手術を受けられた患者様、 |
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脳神経疾患の患者様に対して、呼吸・循環・意識状態や神経症状の変化に注意しながら、合併症や拘縮の予防に努め、起居動作の練習や車椅子移乗、立位・歩行練習などを実施します。 |
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廃用性症候群とは臥床期間が長くなるにつれて筋萎縮(筋力が弱くなる)、関節拘縮(関節が固くなる)、骨粗鬆症(骨がもろくなる)などの運動機能の障害や心臓や肺の機能の低下、消化器の機能の低下、褥瘡(床ずれ)の形成、認知症の進行などをおこすことです。 | |
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当院では内科、循環器科、皮膚科などの患者様を対象に発症からできる限り早い段階で介入します。全身状態が十分に安定していない場合のため、リスク管理をしっかりと行い、早期離床、機能回復、日常生活動作の練習をすることが主体となります。 |
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「心臓リハビリテーション」とは、心臓病の患者さんが、低下した体力を回復し、精神的な自信を取り戻して、社会や職場に復帰して、さらに心臓病の再発を予防しながら快適で質の良い生活を維持することをめざすプログラムになります。 |
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作業療法室 | ||
作業療法(Occupational Therapyの頭文字をとってOTです) | ||
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以下の評価と練習をできるだけ発症後早期に開始します。 |
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1.身体評価・回復練習、利き手交換練習 2.日常生活動作練習及び指導 3.福祉用具の利用の工夫、助言 |
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主に上肢の整形疾患、日常生活動作・家事動作支援が必要な患者様に対して、身体機能の回復・日常生活動作の向上を目指します。 必要に応じて、快適な日常生活が送れるように自助具の作製・選定をします。 ![]() ![]() ![]() |
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脳神経疾患の患者様に対して、他職種と連携することで、リスク管理を徹底し、早期離床に向けて介入しています。 退院後、主体的な生活・最大限の能力が発揮できるように目指します。 ![]() |
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日常生活動作訓練とは・・・・・ | ||
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個別療法室1・2 | |
言語聴覚療法(Speech Therapyの頭文字をとってSTです) | |
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「ことば」や「食べること(飲み込み)」に問題を抱える方を対象に言語聴覚士(Speech Language Hearing Therapist;ST)が、医師の指示のもと、評価・トレーニング(訓練)・アドバイスといった支援を行います。 |
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食べ物の認知の問題や感覚の異常、運動障害により食物や水分を上手く飲み込めなくなります。 低栄養や嚥下性肺炎(誤嚥性肺炎)の原因になります。 検査や食事の観察などを行い、個人に合わせ「口や舌、のどなど食事をするのに必要な器官の運動」のプログラムを作成し、トレーニング(訓練)を行います。また食べやすい姿勢や食事の提案(むせにくい水分のとろみの具合など)もさせていただきます。 |
評価の一例 |
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改定水飲みテスト・・・3ccの水を飲み込んで嚥下障害の有無や程度を調べます。
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訓練の一例 |
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嚥下おでこ体操・・・額に手を当てて抵抗を加え、おへそをのぞき込むように強く下を向きます。 1から5まで数を唱えながら、それに合わせて下を向くように力を入れます。 |
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当院では耳鼻咽喉科医師と連携を図り、言語聴覚士も嚥下機能評価に同行しています。それにより、普段確認することが難しい口腔内の動きを観察することができ、訓練に活かすことができます。
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嚥下障害の方は栄養不良にも陥りやすい特徴があります。栄養サポートチームで「飲み込み」と「栄養」をサポートしていくことで栄養不良を防ぎ、言語聴覚士も参加することで食べる可能性も模索していきます。 | |
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2017年4月17日に院内の嚥下障害で困っている方をサポートするチームが立ち上がりました。言語聴覚士が参加することで訓練内容の提案や定期的な評価、嚥下食や訓練道具についてなどの検討も積極的に行っていきます。 | |
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ことばの障害にはさまざまな種類があります。 脳卒中や頭部外傷などで、うまく話せなくなったり、声が出しにくくなった患者様とともにコミュニケーション方法を模索することも言語聴覚士の重要な役割のひとつです。 |
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![]() 標準ディサースリア検査 |
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脳卒中や事故により脳を損傷すると、記憶力が悪くなったり、集中力や考える力が鈍ったり、感情の起伏が激しくなったりするといった障害を生じることがあります。これらの障害を「高次脳機能障害」と言います。高次脳機能障害は外見上障害が目立ちにくいことや、本人が自覚していないことが多く、とても分かりがたい障害です。詳細な 評価を行い、リハビリテーションと日常生活支援に向けた援助を行っています。 | |
![]() 標準高次視知覚検査 |
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顔面神経麻痺はさまざまな原因で生じ、Bell麻痺やRamsay Hunt症候群といわれるヘルペスや水痘などのウイルスが生じるものから、脳腫瘍の手術後に生じるものや外傷の後に生じるものなどがあります。 リハビリテーションを行うにあたってとても大切なことは、末梢性顔面神経麻痺のリハビリは筋力を強化する目的で行うのではなく、顔面の不自然な動き(病的共同運動)やこわばり(顔面拘縮)といった後遺症を予防する目的で行うため、他の麻痺のリハビリテーションと異なります。 当院では耳鼻咽喉科医師と連携を図り、言語聴覚士が発症後のリハビリテーションを指導しています。末梢性顔面神経麻痺に対する基礎知識の説明からマッサージ指導、必要に応じてミラーバイオフィードバック療法まで指導を行います。焦らずじっくりと行って頂くよう指導することを心がけています。 |
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脳卒中や頭部外傷などの脳の損傷により「聴く」、「話す」、「読む」、「書く」、「計算」がスムーズに出来なくなる症状です。機能訓練だけではなく、実用的コミュニケーション手段の検討、家族指導なども行っています。 | |
![]() 標準失語症検査 |
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リハビリテーション科ページ イラスト協力:OTオバラのリハビリイラスト集(http://otoba.ame-zaiku.com/) |