屋島総合病院


令和2年度 屋島総合病院 病院指標
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

 

年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード

年齢区分 0代 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代 90代 不明
患者数 135 56 106 146 229 382 717 1182 915 312 -

 年代別で見ると、20代から70代まで、年齢に比例し増加しており最大値は70代の「1,182」となっている。香川県における人口ピラミッドで見ると、最も多いのは60代半ば(平成27年10月1日国勢調査より)であり、今後70代の患者数がさらに増加することが考えられる。

 

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 310 2.19 2.66 0 67.96  
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 145 9.52 9.53 4.14 79.1  
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 66 15.44 13 1.52 81.89  
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 60 27.62 20.51 8.33 87.8  
060380xxxxx00x ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 33 8.55 5.86 0 64.85  

 内科で最も多い症例は大腸良性腫瘍に対する内視鏡的治療です。
 次に多い症例は、胆管(肝内外)結石・胆管炎です。胆石などが原因で胆管に炎症が起こるため、内視鏡的に胆道にチューブを留置する、胆石を除去するなどの内視鏡的手術の治療を行っています。
 3番目に多い症例は、尿路感染症です。抗菌薬を投与し治療を行っています。
 4番目に多い症例は、誤嚥性肺炎です。高齢者の場合は唾液の誤嚥で肺炎になることも多く、高齢で重症化するほど入院期間も長くなっています。
 5番目に多い症例は、感染性胃腸炎です。下痢などの症状がありますが、9日前後の入院期間です。

 

外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 73 6.71 4.86 0 69.48  
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 23 10.3 6.41 0 65.43  
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1 なし 21 8.62 10.3 0 64.48  
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 20 7.9 7.23 0 59  
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 19 20.37 16.19 0 74.16  

 外科で最も多い症例は鼡径ヘルニアとなっています。手術目的での予定入院が大半を占めています。
 また次いで多いのは胆嚢疾患です。患者さんの経過の一例として、手術前日に入院、手術後は4〜5日で軽快退院となることが一般的です。
 最近では内視鏡下での手術に力を入れており、胆石症への手術をはじめ、結腸・直腸切除や胃切除に対しても腹腔鏡補助下での手術が増加しています。

 

整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 176 39.97 23.36 1.7 74.77  
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 153 34.8 21.03 1.96 68.04  
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 54 32.48 18.81 1.85 78  
070343xx99x1xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等2 1あり 43 2.53 2.68 0 73.19  
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 腱縫合術等 41 46.76 13.96 0 33.63  

 整形外科では、変形性膝関節症や変形性股関節症に対する人工関節置換術の症例が多く、上位1位・2位を占めています。
 3番目に多いのが胸椎や腰椎の骨折です。高齢者の方が転倒等を契機に受傷することが多くなっています。
 次に多いのが脊椎疾患に対する脊椎造影検査での入院です。通常2日間の入院を予定しています。
膝の前十字靱帯断裂や半月板損傷といったスポーツ外傷に対しては、関節鏡視下手術を行っています。
 当科ではスポーツ医学センターと人工関節センターからなる屋島関節外科センターを併設しており、関節鏡視下手術や人工関節置換術が多いことが特徴です。

 

小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 65 7.03 6.13 6.15 0  
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重1500g以上2500g未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 11 7.64 11.19 9.09 0  
030270xxxxxxxx 上気道炎 - - 4.85 - -  
060380xxxxx00x ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 5.86 - -  
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 5.85 - -  

 小児科では、低出生体重児や新生児黄疸、新生児呼吸障害などの低出生体重に関する症例が最も多いです。随時症状の経過に留意し、重症化の可能姓があると判断すれば、早急に高度急性期病院に転院を行っています。
 次に多い症例は急性上気道炎です。肺炎や気管支炎等の急性下気道炎の症例も上位を占めています。
 また、各種ウイルスによるウイルス性腸炎の症例も多く、特に、冬にはノロウイルス・ロタウイルス等による腸炎の症例が増えます。
 いずれの疾病も熱性けいれんや脱水などの合併症を起こす場合も少なくないため、原疾患だけでなく合併症についても留意して診療を行っています。

 

産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 33 11.55 8.43 0 71.61  
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 19 11.26 9.57 0 43.63  
120170x199xxxx 早産、切迫早産(妊娠週数34週未満) 手術なし 19 15.68 21.68 5.26 29.53  
120165xx99xxxx 妊娠合併症等 手術なし 17 11 11.19 0 32.35  
120150xx99xx0x 妊娠早期の出血 手術なし 定義副傷病 なし 16 7.63 10.73 0 29.94  

 産婦人科では、生殖器脱出症による入院が最も多い症例となっています。これは、更年期以降の女性に多くみられる子宮脱の症状に対して、子宮脱手術を施行します。
 次に多い子宮の良性腫瘍では、子宮筋腫等に対して腹腔鏡手術等を施行します。

 

耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 79 7.82 4.94 0 67.62  
030428xxxxxxxx 突発性難聴 18 10.89 8.81 0 62.72  
030390xx99xxxx 顔面神経障害 手術なし 16 9.56 9.17 0 54.88  
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 14 9.36 6.71 0 51.21  
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1 あり - - 2.04 - -  

 耳鼻咽喉科の入院症例は、前庭機能障害(めまい症)が最も多く、続いて特発性難聴、顔面神経麻痺が多くなっています。顔面神経麻痺については、後遺症の予防目的にリハビリも行っております。
 また慢性の扁桃炎に対しては、疾患の状態や患者さんの御希望に合わせて、後日に手術を行っています。

 

眼科

 集計対象数が全て10件未満のため掲載無し。
 当科の入院は基本的に地域包括ケア病棟で行っているため集計対象から除外されています。

 

皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 39 7.54 9.12 2.56 72.1  
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1 なし 15 9 12.87 0 63.53  
161000x199x0xx 熱傷・化学熱傷・凍傷・電撃傷(Burn Index10未満) 手術なし 手術・処置等2 なし - - 12.57 - -  
080100xxxx0xxx 薬疹、中毒疹 手術・処置等1 なし - - 11.29 - -  
080110xxxxx0xx 水疱症 手術・処置等2 なし - - 28.91 - -  

 皮膚科では、帯状疱疹に対する治療が最も多くなっています。ウイルスにより引き起こされ、一般に身体の左右どちらか一方にピリピリした痛みと、赤い斑点、水ぶくれが帯状にあらわれるのが特徴です。抗ウイルス剤の点滴を行い、約1週間の入院です。
 次いで、急性膿皮症の症例が挙げられます。これには蜂巣炎(蜂窩織炎)などが含まれ、主に抗生剤の点滴治療になります。

 

泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
11012xxx04xxxx 上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 33 2.3 2.66 0 57.7  
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 25 2.08 2.54 0 72.72  
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 なし 23 8.09 7.13 0 75.61  
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 18 13.94 11.04 5.56 80.33  
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし - - 13 - -  

 泌尿器科では、上部尿路疾患の患者さんの治療が最も多くなっています。体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(ESWL)を行っています。1泊2日の入院で行うことが多いです。
 次いで多いのは前立腺癌の疑いのある患者さんの検査入院です。針を刺して採取した組織を観察し、癌であるかどうか観察します。こちらも1泊2日の入院で行うことが多いです。
 膀胱悪性腫瘍の患者さんに対する治療では腫瘍を切除する手術を行い、術後は血尿の有無などを確認しながら、安定していれば1週間ほどで退院となります。

 

脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 30 37.13 15.64 3.33 71.77  
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 24 23.5 8.18 0 71.38  
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 17 34.59 9.68 0 76.41  
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 11 49.18 15.54 0 77.55  
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 18.86 - -  

 脳神経外科では、脳梗塞などの脳血管障害が出現した患者さんに対する治療が最も多く、点滴治療やリハビリなどを行っています。症状が軽減した患者さんは、回復期リハビリテーション病棟というリハビリを集中して行う病棟で、退院に向けて積極的にリハビリを行っているため、平均在院日数が長くなっています。
 次いで多いのが、外傷性のくも膜下出血や硬膜下血腫、脳挫傷等の頭部外傷に対する治療及び手術です。高齢者の転倒による受傷も多く、平均年齢も70歳を超えています。手術を行わず、投薬やリハビリの治療を行う患者さんも多くなっています。
 また、当院は脳血管障害発症後4.5時間以内の患者さんにのみ適応できる「アルテプラーゼ(t-PA)静注療法」と呼ばれる超急性期血栓溶解療法が可能な病院となっており、脳血管障害に対する治療に力を入れております。

 

循環器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900xx 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 51 19.59 17.23 1.96 83.84  
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 19 1.89 3.07 15.79 70  
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1、2あり 手術・処置等2 なし 11 6.55 4.44 9.09 73.55  
050130xx9901xx 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 11 28.45 18.64 9.09 85.45  
050070xx9900xx 頻脈性不整脈 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし - - 7.09 - -  

 循環器科で最も多い症例は心不全の疾患になります。平均年齢も80歳を超えており、後期高齢の患者さんが多いことがわかります。
 また次いで多いのは狭心症などに対する心臓カテーテル検査のための入院です。検査入院での場合は1泊2日の入院が多く平均在院日数が約2日となっています。

 

形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり 10 3 6.27 0 44.7  
070010xx010xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1 なし - - 5.39 - -  
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2 なし - - 3.07 - -  
161000x199x0xx 熱傷・化学熱傷・凍傷・電撃傷(Burn Index10未満) 手術なし 手術・処置等2 なし - - 12.57 - -  
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし - - 7.71 - -  

 形成外科ではさまざまな部位の腫瘍に対する入院が最も多くなっています。入院翌日に腫瘍摘出術を行い、術後数日で退院となります。
 また一般的に「床ずれ」ともいわれる、「褥瘡」に対する入院治療も行っております。

 

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 11 - 10 10 27 - 1 7,8
大腸癌 14 26 45 31 - 32 2 7,8
乳癌 13 24 - - 26 14 1 7,8
肺癌 - - - - - - 1 8
肝癌 - - - - - - 2 7,8

 当院では患者さんの希望や病状に合わせて、入院による化学療法(抗がん剤の投与)加療を行っています。選択する抗がん剤にもよりますが、決められた量を計画的かつ頻回に分けて投与するため、複数回の入院ないし外来での化学療法を必要とします。したがって上記の表では、一人の患者さんが複数回入院した件数も含まれています。

 

成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
重症度 患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症
-
-
-
中等症 43 16.12 82.02
重症
-
-
-
超重症
-
-
-
不明
-
-
-

 普段の生活の中で肺炎に罹患した成人(20才以上)について、重症度別に症例数を集計したものです。軽症であっても、患者さんの状態によっては入院して治療を行う場合があります。患者数が一番多いのは中等症です。肺炎の重症度が高くなるごとに平均在院日数が長くなり、平均年齢も高齢になることがわかります。

 

脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 90 44.42 78.03 4.44
その他 10 36.8 76.6 0

 当院では、約9割の患者さんが発症から3日以内に治療を開始しています。迅速に治療を開始することで早期離床につながり、早期にリハビリを開始することで日常生活の自立向上に努めています。当院では急性期医療だけではなく回復期リハビリテーション病棟を有しており、総合的な治療管理を行うことができます。

 

診療科別主要手術別患者数等
          (診療科別患者数上位5位まで)
ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 309 0.28 1.17 0 68.16  
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 99 1.88 13.1 8.08 80.29  
K6852 内視鏡的胆道結石除去術(その他) 42 0.81 5.5 0 75.69  
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 30 22.07 29.67 26.67 82.67  
K654 内視鏡的消化管止血術 19 5.16 14.63 10.53 80.37  

 内科では、内視鏡を用いて大腸ポリープを切除する、内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術の症例が最も多くなっています。基本的に1泊2日入院で行っています。なお、当院では地域包括ケア病棟を開設しており、そこでも同手術を行っておりますが、集計の対象外となっています。
 次いで、内視鏡的胆道ステント留置術の症例が多くなっています。これは胆石や腫瘍などにより狭窄した胆道にチューブを留置し、胆汁の流れを良くする手術です。あわせて採石カテーテルを用いて胆石を取り除く場合もあります(内視鏡的胆道結石除去術)。
 4番目に多い胃瘻造設術は、繰り返す誤嚥性肺炎や脳梗塞後遺症等の患者に対し、嚥下障害があり、経口摂取が難しい場合に行っています。
 また、内視鏡的消化管止血術は、胃・十二指腸からの出血に対して、内視鏡を用いて行う止血術です。
 当院は、消化器内科系疾患に対する内視鏡的手術の症例が多いのが特徴です。

 

外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼡径ヘルニア手術 55 1.51 4.4 0 68.44  
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 52 5.02 5.98 0 64.27  
K6335 鼡径ヘルニア根治術 21 1.24 3.71 0 70.19  
K7193 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) 18 7.33 21.5 0 78.44  
K7181 虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 17 0.94 4.12 0 34.24  

 外科で最も多い手術は腹腔鏡下胆のう摘出術です。次いで、鼡径へルニアに対する手術となっています。鼡径ヘルニアは一般的に脱腸とも呼ばれますが、脱出したヘルニア嚢を還納し、再度脱出しないように脆弱した部分をメッシュで強化し、鼠径部の補強を行います。患者さんの希望やヘルニアの状態に合わせて、腹腔鏡を用いて手術を行う場合もあります。
 最近では内視鏡下での手術に力を入れており、最も件数の多い腹腔鏡下胆のう摘出術をはじめ、結腸・直腸切除や胃切除に対しても腹腔鏡補助下での手術が増加傾向にあります。

 

整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(股) 375 2.16 35.34 1.87 72.41  
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定) 32 4.53 29.66 0 70.44  
K069-3 関節鏡下半月板縫合術 26 1.46 44.85 0 34.27  
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) 22 7.18 28.36 0 70.41  
K0461 骨折観血的手術(大腿) 17 4.53 43.47 5.88 82.35  

 整形外科の手術件数は、人工関節置換術(膝・股)が最多です。人工関節置換術は、変形した関節をセラミックやポリエチレンでできた人工関節に入れ替えることで痛みの原因となっている部分を取り、歩行・動作能力を回復する手術です。当院ではナビゲーションシステムを使用し、さらにMIS(最小侵襲手術)で行っています。
 また、脊椎固定術(後方椎体固定)は、椎弓切除を行った後、自身の骨(自家骨)や人工骨、スクリューなどを使用して脊椎の安定性を高め、下肢の痺れや痛みの減少を図る手術です。
 関節鏡下半月板縫合術は、痛んだ半月板を関節鏡視下で縫合する手術です。半月板はスポーツや安定した生活動作に必要なため、適応があれば縫合術を勧めていますが、縫合が出来ない場合は、必要最低限の部分切除を行っています。また、併せて関節鏡下十字靱帯断裂形成手術を行う場合もあります。

 

小児科

 集計対象数が全て10件未満のため掲載なし。
 令和2年度は小児科において手術症例はありませんでした。

 

産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8654 子宮脱手術 腟壁形成手術及び子宮全摘術(腟式、腹式) 32 1.13 9.41 0 71.56  
K877 子宮全摘術 13 1.46 8.92 0 47.62  
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 腹腔鏡によるもの 12 1 10 0 53.83  
K9091ロ 流産手術 妊娠11週までの場合 その他のもの 10 2 1 0 33.9  
K861 子宮内膜掻爬術 - - - - -  

 年間の手術件数は約160件。低侵襲の腹腔鏡手術をはじめ、開腹手術では手術創の美容に形成処置を行っています。骨盤臓器脱(子宮脱など)、子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮内膜症などの良性疾患手術、子宮癌、卵巣癌などの悪性疾患の手術、化学療法を行っています。

 

耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 11 1 7.64 0 49.45  
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 - - - - -  
K309 鼓膜(排液_換気)チューブ挿入術 - - - - -  
K331 鼻腔粘膜焼灼術 - - - - -  
K347-5 内視鏡下鼻腔手術1型(下鼻甲介手術) - - - - -  

 耳鼻咽喉科で多い手術は、慢性副鼻腔炎に関する内視鏡を用いて行う手術となっています。この手術は、内視鏡を用い鼻内から各副鼻腔に到達し、副鼻腔を開放する手術です。
 また次いで多いのは、慢性扁桃炎や睡眠無呼吸症候群に対して行う口蓋扁桃摘出術となっています。

 

眼科

 集計対象数が全て10件未満のため掲載なし。
 当科の入院は基本的に地域包括ケア病棟で行っているため集計対象から除外されています。
 眼科では主に水晶体再建術(白内障手術)を行っています。白内障は、加齢や糖尿病などのために目の中の水晶体(カメラで例えるとレンズ)が濁り、そのために光が目の中に入りにくく、視力の低下が起こります。水晶体再建術は濁った水晶体を取り除いて、眼内レンズに置き換えることで視力の回復を図る手術です。手術は局所麻酔で行われ、1泊2日で退院となります。

 

皮膚科

 集計対象数が全て10件未満のため掲載なし。

 

泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 32 0.09 1 0 56.81  
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 24 2.63 6.29 0 76  
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 20 0.2 6.9 20 74.45  
K7812 経尿道的尿路結石除去術 その他のもの - - - - -  
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) - - - - -  

 泌尿器科で最も多い手術は体外衝撃波腎・尿管結石破砕術です。体外から体内にある結石めがけて衝撃波を当て、体に傷をつけることなく結石を砕く治療法です。砕かれた結石は、尿とともに排出されます。
 2番目に多い手術は膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)です。開腹せずに手術用内視鏡を使って、膀胱腫瘍を切除する治療法です。切除した腫瘍は病理組織検査に提出し、性質などを調べます。
 3番目に多い手術は経尿道的尿管ステント留置術です。結石や腫瘍などが原因で狭くなった尿管の状態を改善するために行う治療です。

 

脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 12 5.5 39.33 0 82.08  
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) - - - - -  
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -  
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -  
K164-4 定位的脳内血腫除去術 - - - - -  

 脳外科で最も多い手術は慢性硬膜下血腫穿孔洗浄です。平均年齢が82歳と高齢者に多く施行している手術です。頭蓋骨に小さな穴をあけて硬膜下に溜まった血腫を吸引し、洗浄・除去します。
 2番目に多い手術が、胃瘻造設術です。脳神経障害やケガにより口腔・咽頭・食道を経由して食物や水分を摂取出来なくなった場合に用いられます。内視鏡を使って胃に栄養を送るためのカテーテルを入れ、そこから栄養を摂取します。
 3番目に多い手術が、中心静脈注射用植込型カテーテル設置です。胃瘻造設術と同様に脳神経障害やケガにより口腔・咽頭・食道を経由して食物や水分を摂取出来なくなった場合に用いられます。皮膚の下に100円硬貨程度のCVポート本体と薬剤を注入するチューブを埋め込み、そこから栄養を摂取します。

 

循環器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの 16 0 14.56 0 72.94  
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの - - - - -  
K597-2 ペースメーカー交換術 - - - - -  
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 初回 - - - - -  
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) - - - - -  

 循環器内科では、虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症など)に対する経皮的冠動脈ステント留置術などの心臓カテーテル治療や、不整脈に対する、ペースメーカー移植術を行っています。心臓カテーテル治療は、腕や足の血管から心臓まで管を通して病変を治療する方法です。「ステント」と呼ばれる網目状の小さな金属性の筒で、狭窄部を血管の内腔側から補強する手術が「経皮的冠動脈ステント留置術」となります。

 

形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(躯幹) - - - - -  
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 長径2センチメートル未満 - - - - -  
K2193 眼瞼下垂症手術 その他のもの - - - - -  
K0871 断端形成術(骨形成を要する)(指) - - - - -  
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 長径6センチメートル以上12センチメートル未満 - - - - -  

 形成外科では、腫瘍に対する摘出術が多くなっています。また、眼瞼下垂に対する手術も行っております。眼瞼下垂とは加齢などが原因で、上まぶたが垂れ下がり視界が狭くなった状態を言います。

 

その他
(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

                                  (ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
-
-
異なる
-
-
180010 敗血症 同一
-
-
異なる
-
-
180035 その他の真菌感染症 同一
-
-
異なる
-
-
180040 手術・処置等の合併症 同一
-
-
異なる
-
-

 医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロになりえないものの少しでも改善すべきものとして重篤な疾患である、播種性血管内凝固症候群(DIC)、敗血症、その他の真菌症、手術処置の合併症について発症率を集計しています。

 

【更新履歴】
2021/9/29 掲載開始



<サイトマップ>
▲TOP▲