院長あいさつ
屋島総合病院のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
2023年7月から病院長職を拝命いたしましたので、ご挨拶させていただきます。私は屋島で生まれ育ちました。縁あってこうして地元の病院で喜びを感じながら日々仕事をさせていただいています。
1998年当院に赴任し、外科医として様々な患者さんの治療に携わってまいりました。その中でも最も記憶に残るのは、やはり現在も継続している新型コロナウィルス感染症です。世界に新型コロナウィルスの猛威が襲い、この屋島総合病院でも入院患者さんのクラスターと呼ばれる集団感染が何度か発生しました。予定入院、予定手術などを延期していただく事態になった時期もありました。多大なご心配、ご迷惑をおかけ致しましたことに改めてお詫び申し上げます。しかし、そのたびに本当に多くの方々から暖かい励ましの言葉をいただきました。心より感謝しております。ICT:Infection Control Team 感染制御チーム・看護部を中心に、すべての医療スタッフの協力のもと、中等症の入院治療、発熱外来、ワクチン接種(休日返上で行いました)と出来る範囲でニーズに応え、地域の皆様の要望にもある程度対応することが出来たと自負しています。これからは“withコロナ”の状況で通常の診療が行える体制を整備しながら、また常に次の感染の波に備えながら、地域医療の要として、頼りにされる病院となることを目指して参ります。
職員全員の心と力を合わせ、屋島総合病院の理念、「や」優しい笑顔、「し」信頼出来るスタッフ、「ま」真心を込めた医療を提供、を共有し、この地域の医療を維持していくために可能な限りの努力をしていく所存です。どうぞ今後とも皆様のご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。